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取り組み

    アイキャッチ画像「品質」

    品質

    ジャパックスの品質管理

    ジャパックスでは各委託先工場での生産管理において、ポリエチレン製品に使用する原材料からの情報管理を徹底し、食品衛生法やバイオ原料配合の管理等の法規適合性、安全性の順守、商品ロット番号及び各生産工程での検査記録から原料配合→フィルム製膜→製袋加工→包装→在庫→出荷と一貫した生産情報のトレーサビリティの構築を行っております。

    また各工場に対しては「JIS規格」やJIS規格にない基準は弊社がこれまで蓄積した情報を元に独自の基準を設け、品質保証値やPEフィルム特有の密着(ブロッキング)防止策などの管理基準を定めており、またバイオマス配合製品に対しても基準に従い徹底した生産管理と第三者機関によるバイオベース濃度試験を定期的に実施しています。これらの管理基準をベースに生産管理及び技術指導を積極的に行っており、定期的な工場監査及び工場管理者とのミーティングを通じて、生産状況、管理体制の確認及び日々の品質向上に取り組んでおります。

    特に製品の品質・性能に大きく影響するフィルムとシール強度に関しては、ジャパックス本社にてフィルム引張強度試験装置(SHIMADZU製)を設置し、工場からの試作サンプル、本生産品等の強度試験を実施しております。初回サンプルのみでなく継続的にフィルム強度が安定しているか、またJIS規格の強度基準をクリアしない場合は原料配合や製膜、製袋機械の調整から見直し、継続的な品質の安定化に努めております。

    原料・副資材受入検査

    工場に納品された原材料において不具合が無いか現物と資料でチェックします。

    原料・副資材受入検査

    原料撹拌(ミキシング)

    主原料、副原料、添加剤、マスターバッチの配合率、撹拌量、撹拌時間等が適正であるか管理します。

    原料撹拌(ミキシング)

    フィルム製膜(インフレーション成形)

    チューブ状に吹き上げられたフィルムの幅、全長、厚み、強度、色味またフィルム開口性等を作業員及び品質管理員にて検査します。

    フィルム製膜(インフレーション成形)

    フィルム製膜(インフレーション成形)

    製袋加工

    袋状に加工された製品の寸法、底シール強度、印刷、フィルム外観、開口性等を作業員及び品質管理員にて検査します。

    製袋加工

    梱包・最終検査・在庫・出荷工程

    梱包後、最終検査を行います。

    梱包・最終検査・在庫・出荷工程

     

    社内検査(フィルム強度試験)

    試作サンプル、本生産の製品は本社内の試験装置で品質チェックとフィルムの強度試験を実施。
    JISのポリエチレンフィルム強度基準(Z1702-1994,Z1711-1994)をクリアしているかチェックし製品の安全性を確認しています。また強度試験のデータを蓄積、各工場と情報共有しフィルムの品質向上に取り組んでおります。

    社内検査(フィルム強度試験)

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